ドイツ生活

自分のスキルの寿命を知ること

昨日の夜は、現在開催中のチャンピオンズリーグ「バイエルンvsレアル・マドリード」の試合をお家で観戦!

>>先日もスポーツバーに出掛け、試合を観戦していました。

序盤から1点ずつ取り合って、この試合は点取り合戦になるか・・!?という気配があったものの、意外と前半半ばからこう着状態が続いて、結局試合は後半に1点ずつを追加するも引き分けに終わりました。

私はサッカーの詳しいルールは分からないのですが、前回の試合でバイエルンはホーム(自陣)で負けているから、今回は2-0とか3-2で勝たなければいけなかったらしくて、でもそれも叶いませんでした。

残念・・。(でも、サッカーを観る楽しみを知れたので、個人的には満足です)

それで、今回試合を観戦している間にこんな話が出ました。

雑談の中での話なので内容はもうちょっとうろ覚えになっているのですが、

  • サッカーのキーパーは他のポジションの選手よりも選手寿命が長い
  • けれどキーパーによって活躍期間が異なる
  • 反射神経が優れていたキーパーと、選手やボールに対するポジショニングに優れていたキーパーでは、後者の方が長く活躍している

という話。

私、この話を聞いて、これは結構興味深いぞ?と思いました。

何が興味深かったかというと、以下の2つ。

  1. ポジションによって選手寿命が異なる
  2. 同じポジションでも「何を得意とするか?」で、やはり活躍期間が異なる

私のようにフリーランスで働いている人や、何かしらセンスや技術、能力を扱っている人の中で、自分が持ち、扱っているそれらが「いつまで通用するか?」ということを意識している人は、一体どれぐらいいるのでしょうか?

特に、この内の②について。

サッカーの例、特にキーパーの例で言うなら、反射神経の良さが持ち味であり高い成果の元となっているのであれば、当たり前だけど、反射神経が衰えたらそのウリはなくなってしまいます。

そうすると、それまでのような結果が出せなくなって、評価が下がったり成績が落ちたりして、その内に本人か周囲かが限界を感じたりして、現役を退くことになっていく。

もちろん、日々の研鑽やたゆまぬ努力によって、または経験によってセンスが磨かれて、その期限が先延ばしにされていくことは多いと思います。

それでも、私たちが人間である限り、年齢を重ねるにつれて確実に衰えていくものはある。

だから、「ウリにできるスキルやセンスが永遠ではない事実」と、そしてその衰えの速度は「ウリにしているものによって違うのだ」ということを、私たちは知っておく必要があるなと思いました。

(例えば、ポジショニングの良さがセーブ率の高さを生んでいるキーパーは、恐らく経験値によってその精度は高まる傾向にあるので、反射神経が持ち味のキーパーより選手として長寿であることは、なるほど確かにそうだろうと思います。

そして誤解して欲しくないのは、これらの話は別にどちらが良い悪いの話ではなく、「ただそうである」というだけの話です。)

今の自分が、自分の扱っているスキルやセンスが、自分が歳を重ねていく中で、その物事においていつまで通用するのか?

そうやって、ただスキルやセンスを使い続けるのではなく、その「終わり」を意識して扱い続けていく。

期限を意識した上で取る行動は人によって違って、期限を先延ばしできるようアプローチする人もいれば、それに代わる何かを同時に身に付けていく人もいるし、最初から長く通用するものを採用する人もいると思います。

人によっては、「これが自分のウリだから」と貫き通して、期限が過ぎたら潔くその場を去る人もいるでしょう。

でも、まずはとにかく「期限があることを知ること」、その上で、どうするのかを考えること、行動することが大事なのではないかなと。

そんなことをふと考えた、昨晩のサッカー観戦だったのでした。

 

Manami